銀河英雄伝説 12 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
今年の読書冊数は、どうにか前回更新時の目標は超えて、52冊でした。
そして、前の記事でも書いたけど大晦日に読了したのは「東京輪舞」。なんというか、平成最後の大晦日にこの小説を読み終えたのは、なんというか不思議なタイミング。
終わりゆく平成を俯瞰しつつ味わうと、切なさがこみ上げます。公安の一員として国家に尽くし続けながら、その実直さゆえに、奪われ、失い続ける生き方しかできなかった主人公砂田。その後ろ姿から浮かび上がる平成という時代の姿。それはまさに、砂田と同じように、失い続けた時代だったのだとしみじみ感じました(作品内では、もう少し異なる表現をしていますが…)。
その平成が終わりつつある今、次の時代が「取り戻す時代」となるのか、もしくは新たなものを得る時代となるのかは、我々にかかっているわけで。砂田のように、愚直に見えても誠実に向かい合うことができれば…と思います。
郷土出版ゆえアマゾンにtリンクがないので上記リンクで代替え。
古き良き時代の、高知の町が元気であったころの文化史を語るうえで、身近すぎて見落しがちな文化遺産、喫茶店やバーのマッチ。その小粒ながらも独創性あふれるデザインは、観ていて飽きません。活字が少ないので読書冊数としてカウントするのは少し気がひけましたが、貴重な読書体験であったことは間違いないので。素敵な本でした。
来年はさらに読書冊数伸ばしたいと思いますが、どうでしょう。年間52冊ということは週1冊ペースということになるんですが…これ以上は無理かなあ(^^;
2018年もはやあと4時間を切りましたが、滑り込み本年最後の更新。
大掃除も終わり、しっかし読書もし、のんびり紅白を見ながらほろ酔いの大晦日夜。
本円最後の読書は、月村了衛「東京輪舞」と、高知の郷土出版、喫茶店やスナック、バーなどのマッチから高知の町の歴史を振り返る「マッチと街」。
平成最後の大晦日に、昭和から平成を振り返る感じの読書体験でした。
毒に「東京輪舞」は、平成という時代が一体なんだったのか、公安としてかっこのために闘い続けてきた男の半生を通じて浮かび上がらせる、この時代、このタイミングに書かれるべき傑作だと思いました。
やがてくる新しい時代をどう迎えるのか。がらにもなく真剣に考えてしまう年の瀬になりましたよ。
全話鑑賞。螺旋力はゲッター線なのね。進化の源なのね。石川賢先生の志、ここで受け継がれたのですね!神作品でした。
GOTHAM/ゴッサム 〈ファースト・シーズン〉 コンプリート・ボックス [DVD]
面白い!ペンギンの小狡い暗躍ぶりが素敵。
シーズン1観終わって、2に突入しました。これ、まだ完結してないんですよね?(^^;でも、このままずっと追いかけてしまいそうです。
数年前に安く買った逆輸入BOX。思い立って全話鑑賞。うおお、あんなところで終わるのか!欲求不満だわー(^^;
大魔神が水面を割って出現するシーンは、思わず何度も見直してうっとりしてしまいます。
読んだはいいが、積み上げすぎて感想書く時間がない…書影のみで。
PEACE MAKER 鐵 15 (マッグガーデンコミックス Beat'sシリーズ)
約束のネバーランド 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)
衛宮さんちの今日のごはん (3) (角川コミックス・エース)
機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST(6) (角川コミックス・エース)
ゲッターロボデヴォリューションー宇宙最後の3分間ー 4 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)
『泣けるパタリロ』─パタリロ!Bestセレクション─ (花とゆめCOMICS)
『恋するマライヒ』─パタリロ!Bestセレクション─ (花とゆめCOMICS)
おじさまと猫 2巻 (デジタル版ガンガンコミックスpixiv)
残念ながらこの年の瀬でも50冊には到達できていないわけですが。それでも48冊。どうにか1年で50冊、いきたいです。
実は久々の帯&ジャケ買い。ですが、今回は直観に従ってよかった!名探偵アテュカス・ピュントの結末が欠けたシリーズ最新作原稿に秘められた真相と、現実世界の作者の死が交錯する。面白かった~。作中にちりばめられた実際の作家名やミステリ。テレビシリーズ名にニヤリ。バーナビー警部は俺も大好きですよ。
ドラマの方を先に観たのですが、大分変わってますねえ。どっちも面白かったですが。
古い作家さんなので読みにくいのではないかと心配してましたが、サクサク読めました。「海王星市~」は、映画「美女と液体人間」を思い出した。戦慄的。
こっからあとは、書影のみでご容赦を。
カナリア殺人事件 ファイロ・ヴァンス・シリーズ (創元推理文庫)