番組改編期の悲しみ

えー、10月です。秋です。するってえと、大きな番組改編期に差し掛かってるわけでして、いろいろとチェキしていた番組が最終回迎えてしまったわけなんです。というわけで、電車男より後、本日(書いているのは実は10月2日だが)までに最終回を迎えた番組のトータルな感想なんかを。


★ファイト
ひょっとして意外がられるかもしれないですが、なんせ西原センセが大きく関わっている企画ですので、毎日ではないけれどちょこちょこ観ていたのです。本仮屋ユイカナチュラルでカワイイし。最終回の感想としては、とりたてて大きな不満はない代わりに、動揺や感動もナシ。「ジョンコぼくじょう」について、本当に採算が取れるのか心配になったり、というか牧場なのにお客さんがいっぱい来るとか来ないとか、どこで収入を得ようとしているのかわからない(観光牧場を目指してるのか?)とか、太郎さん、一切連絡もなにもなくトラックで馬つれて北海道から帰ってきて、もし優に別の男が出来てたり一緒に働くのを断られたらどうすんだろうとか、変なことばっかりに目がいってました。まあ、この話も一種のファンタジーですからねえ。それなりにすっきり楽しく美しく終わったんだから良しとせねばなりますまい。
が、一番感動したのは西原センセご本人のゲスト出演だったり。なんか、日々割烹着が似合うキャラになっていくなあこの人は。台詞こそ少ないものの表情豊かで、ばっちり画面になじんでて、テレビ慣れもしてらっしゃるところが伺えました。


幻星神ジャスティライザー
先週までは物量にものを言わせた大侵略作戦で、一大カタストロフを予感させる展開だったのに、あんな巨大戦艦が翔太の特攻一発で撃破、最終回はクロガネが一匹で暴れ回ってるだけかよ。三人が一つになっての巨大シロガネは良かったと思うが(というか、俺は最初から、シロガネは翔太が変身するんでなしに、トリプルファイターみたく三人合体で誕生する設定にすべきだったと思っている)…なんか、あっさりしてるねえ。つーか、ダルガ斃したからってさっさと戦力放棄しちゃっていいわけ??前も、カイザーハデスを斃したらダルガが出て来たわけだし、また新しい敵が出てくる可能性もあるんじゃないの?大人げないツッコミでした。最終回前が結構盛り上げてくれただけに、ショボい終わりに感じられてしょーがないのです。


ガンダムSEED DESTINY
うう、これまた、グダグダで余韻がない最終回。まあ、展開としてはああいうカタチになるしか丸く収まる方法はなかったと思うので、良いのですが。いかんせん、前回のオンエアを観たとき、本当にあと一話で全部終われるんかいと心配になったのが的中した感じ。すっげー圧縮展開。
で、終わりもあんな感じでぶった切ってるので、SEED最終回のような感動はまるでなかったです。
それにしても、シンが泣いていたのは、作戦が失敗して悔しいのか、オーブが滅ぼされずに済んで嬉しいのか、どっちなんでしょう…ステラの幻影も何が言いたいんだかさっぱりわかんないし。キラとデュランダル議長の会話もなんか上滑りな感じだし。キャラ全員舌足らず(いや、それでも、アスランのシンへの説教だけは説得力あったなあ。アスランは除外)。
まあ、ブラッドプラスが終わったら一応続編まだやるらしいんで、そのときにはもうちょっと地に足のついたストーリーテリングを見せてほしいもんです。