一応50冊は超えました。

現在51冊。やはり100には遠すぎる道のりですが、諦めきれない…
なんでこんなに妙にこだわるのかといえば、年間読書量100冊を超えないようでは、一生かかっても家の積読を消化できないことに気づいたからです。でも、いや、まあ…一年間の間に積読の方も増えているから、やはり勝ち目のない闘いなのですが…

まさかの顛末 (扶桑社ミステリー)

まさかの顛末 (扶桑社ミステリー)

タイトルほど「まさか」ではないけれど、どぎつくないサプライズが心地良い、感じのいいショートショート集。好きなのは、お巡りさんの人情につけ込んでいるんだけど、なんか憎めない「四本足の拾得物」あたり。

ネクロダイバー―潜死能力者 (角川ホラー文庫)

ネクロダイバー―潜死能力者 (角川ホラー文庫)

「物語」が現実に影響を及ぼす、という設定は、「乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル」でも出て来ましたね。展開的には、少し地味でした。

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

唐突に不老不死とかにされたりなってたりするのに、割と淡々としてる登場人物達が面白いです。でもまあ、これまでの技術の進歩に対する人間の適応具合とか考えると、意外とそんなもんかも。

不連続の世界

不連続の世界

なんか、久しぶりに読んだ恩田さん作品。「月の裏側」の多聞さん登場…ということだけど、実はどんな人だったか忘れてました(^^:。「月の〜」は、真相には度肝を抜かれたけど展開のゆったりさにじりじりさせられたのですが、これは短編集なのでそんな心配はナシ。結構ぞぞっと来る結末の話もあって、粒ぞろいでした。特に、妄執が作り出す狂った歌声の恐怖「悪魔を憐れむ歌」と、幼少時の記憶を一枚引っぺがすと現れる嫌な真実「幻影シネマ」は秀逸。堪能しました。

ガーディアン (カッパ・ノベルス)

ガーディアン (カッパ・ノベルス)

うーん。石持作品には珍しく、とても後味が悪いです。前半は石持風ロジックに支えられた、人間の悪意に向き合いつつ前向きな結論に行き着くファンタジックな本格推理なのですが、後半は…(^^:サスペンスフルではあるけど、物語全体にとって何の解決にもならない(と、俺は感じた)エンディング(女かトラか、ですらない)は、とても腰の座りが悪いです…若干ネタバレ気味ですみません。

人くい鬼モーリス (ミステリーYA!)

人くい鬼モーリス (ミステリーYA!)

「モーリス」の名前の由来には、なるほどー。という感じ。

あと4冊は、読了報告のみでお許しを。

ポドロ島 (KAWADE MYSTERY)

ポドロ島 (KAWADE MYSTERY)

アレクサンダー戦記CHRONOLOGY

アレクサンダー戦記CHRONOLOGY

アレクサンダー戦記〈3〉神王転生 (ハルキ文庫)

アレクサンダー戦記〈3〉神王転生 (ハルキ文庫)