結局

 前回の更新以降、あまり冊数をのばせず、計19冊。20冊に届かず。

だれもが知ってる小さな国

だれもが知ってる小さな国

 有川さんの最新作は、佐藤さとるさんのコロボックル物語へのオマージュ?…しかし、その物語の切り口は、やはり有川さん一流の善悪を一言で括らない寛容さ、優しさに満ちているのでした。コロボックル達の世界は小さな国かも知れないけれど、この作品に内包されたテーマは大きい大きい…人を、自然を、世界をつなぐ、大きな大きな「輪」。この世に生を受けたことに感謝せずにいられない、グローバルなラストでした。如何せん、自分は
コロボックル物語」の原典を読んでいなかったのが勿体なかったかなあ(^^;
命売ります (ちくま文庫)

命売ります (ちくま文庫)

 これまた、三島由紀夫の作品を一切読んだことがないのに、怪作との惹句に捕まりジャケ買い。ごめんなさい。たしかに怪作。サスペンスなのか、ファンタジーなのか、ミステリなのか分類に困る(^^;ラストはちょっとかわいそう…
掟上今日子の備忘録

掟上今日子の備忘録

 ドラマを見てからのこれまた邪道な購読動機…(^^;原作は原作で面白かったですが、今回のドラマ化が「幸福な結婚」であることがよく分かります。ミステリ部分はかなり原作に忠実に再現しつつ、ドラマ独自の展開を深めるべく様々なアレンジを加えている。ちなみに、ドラマの最終回は泣きました。切なかったー。ガッキーの今日子さんはなかなかにはまり役だと思いました。小柄でないことを除けば(^^;
最新 禁断の異次元事件

最新 禁断の異次元事件

 コレを読書冊数に入れるのはどうかと思いつつ…(^^;火星ネタはちとこじつけが過ぎるような気がします…

 2016年は、もう少し読書冊数のばしたいなあ…毎年同じコト言ってますが(^^;