2018大晦日

2018年もはやあと4時間を切りましたが、滑り込み本年最後の更新。

大掃除も終わり、しっかし読書もし、のんびり紅白を見ながらほろ酔いの大晦日夜。

本円最後の読書は、月村了衛「東京輪舞」と、高知の郷土出版、喫茶店やスナック、バーなどのマッチから高知の町の歴史を振り返る「マッチと街」。

平成最後の大晦日に、昭和から平成を振り返る感じの読書体験でした。

毒に「東京輪舞」は、平成という時代が一体なんだったのか、公安としてかっこのために闘い続けてきた男の半生を通じて浮かび上がらせる、この時代、このタイミングに書かれるべき傑作だと思いました。

 やがてくる新しい時代をどう迎えるのか。がらにもなく真剣に考えてしまう年の瀬になりましたよ。