100冊も夢じゃない

いやあ、またまた随分更新間隔空いてしまいましたが、こつこつと読書冊数は積み重ね。現在87冊まで伸びましたよ。あと13冊。油断はできんがどうにか年内に100冊に手が届きそう。まあ、ぶっちゃけ薄めの本を積ん読消化して数を稼いだりもして(^^;ややズルした感じも否めないですが、読んだ冊数は冊数。数が全てでもないですが、とりあえず年間100冊の目標は堅持してがんばります! 

その裁きは死 (創元推理文庫)

その裁きは死 (創元推理文庫)

 

 相変わらずの緻密な伏線には唸らされるし、「その裁きは死」というキーワードにも魅せられるけど、衝撃度ではややカササギや前作より落ちる気がするのは、慣れてきたから?ですが、まだまだシリーズは続きそうだし、ホーソーンは性格悪いし(笑)、今後もホロヴィッツは追いかけていきたいと思います。どうかするとアレックスも読みたくなってきた(笑) 

 弊機が可愛かった「マーダーボット・ダイアリー」と似たような話かと思ったら、視点もころころ変わるし、ちょっと違った味わい。でも、意思を持つ戦艦たちのやりとりはなかなかにエキサイティングで面白かったです。犬や狼から取られた姉妹戦艦のネーミングセンスも好き。 

know

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  野崎まど初心者で「タイタン」に続いて二冊目ですが、これまた面白かった~ 人知を超えた存在が別の場所にいるもう一方の超越存在に会いにいく、というのは「タイタン」と同じ流れだけど、野崎さんがお好きな展開なのかしら?超越者ロードムービー。楽しく、凄く、読者を導いていく感じ。素晴らしい。 

獣の奏者 4完結編 (講談社文庫)

獣の奏者 4完結編 (講談社文庫)

 

  

獣の奏者 外伝 刹那 (講談社文庫)

獣の奏者 外伝 刹那 (講談社文庫)

 

  完結、そして番外編。最後まで素晴らしかったけど、このラストは悲しかった。最悪の悲劇を避けるためにはこの方法しかなかったのだろうけど。だけど、この悲しみは未来に繋がっている。尊い尊いお話でした。 

 何が嬉しいって、「狐狼~」で無念の退場を遂げたガミさんの活躍が再び見られること。過去編だけど。ただ、過去編が長い分日岡の影が薄く感じたのは寂しいけど。これで完結ってのは寂しいなあ。物語当初から随分時間が経過しているから、これ以上は難しいのかもしれんけど。語られなかったエピソードがいっぱいありそうなので、どこかで語っていただければ幸甚。 

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

 

 

三体Ⅱ 黒暗森林(下)

三体Ⅱ 黒暗森林(下)

 

  圧倒的スケールと膨大な情報量についていけず、くらくらしながら読了。自身の知性の薄さを嘆くばかり。ですが、たとえこの科学考証がわからなくても展開のエキサイティングさと深遠にして人の尊厳を描ききる結末は十分楽しめました。これでしっかり物語完結してるっぽいのに、3作目はいったいどんな話になるんだろう。どきどき。 

怪物の木こり (宝島社文庫)

怪物の木こり (宝島社文庫)

 

 ミステリなんだけど、実は設定が微妙にSF?「多重人格探偵サイコ」を思い出した。解説でも触れられてた海外ドラマ「デクスター」、見たくなってきました。 

 実はほんのこないだまでアニメ版「キャプテンフューチャー」見てたので、なんかめちゃくちゃ臨場感もって読めました。でもまあ、この本のカーティスくんはガキ過ぎてアニメ版とは同一人物とは思えない(^^;が、彼がそれだけ成長したということなのでしょうね。よきかな。

 

こっからあとは、書影でご容赦を。 

マルドゥック・アノニマス 5 (ハヤカワ文庫JA)
 

  

アリバイ崩し承ります (実業之日本社文庫)

アリバイ崩し承ります (実業之日本社文庫)

 

  

邪神たちの2・26 (The Cthulhu Mythos Files7)

邪神たちの2・26 (The Cthulhu Mythos Files7)

  • 作者:田中 文雄
  • 発売日: 2013/07/27
  • メディア: 新書
 

  

  

  

  

SCREEN 5月号増刊 ぼくたちのスパイ映画大作戦

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  • 発売日: 2020/04/21
  • メディア: 雑誌
 

  

  

眠れなくなるほど面白い<図解>化学の話

眠れなくなるほど面白い<図解>化学の話

  • 発売日: 2017/09/01
  • メディア: Kindle
 

  

青光(ブルーライト) (ハヤカワ文庫JA)

青光(ブルーライト) (ハヤカワ文庫JA)

 

  

人は話し方が9割

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