Gwも終わりを迎え、もう1年の3分の1が終わってしまったわけですが、ここまでの読書冊数は33冊。一応、およそ100冊の三分の一ということで、まだ年間100冊の目標実現可能性を残したペースは維持できているわけなんですが。やはし、3~4月は年度替わりでお仕事で毎日へとへと、読書ペースも大分落ちたからなあ…ここから徐々に上げていきたいものです。
アレックスの「アイム・ソーリー…」が可愛くて仕方ない。それはともかく、やはりアレックスの例は動物に私たちと同じ感情があるのでは、と思わずにいられません。アレックスの「アイ・ラブ・ユー」はやはり心からのものだと、信じたい気持ちです…
ビル崩壊のスペクタクル展開場面の迫力もさることながら、「グラスバード」の正体にはあごが外れるほど衝撃でした!衝撃度と暗黒度で言うならシリーズ最高。もうすぐ発売らしい短編集も楽しみです。
前から気になっている作品ではあったのですが、アニメ化決定ってことで手に取りました。こいつは火傷しそうなほど熱い!!ちなみに、「ビスコ」と「ミロ」の名前の由来には噴き出しました(笑)いいなあ。
「たかが殺人じゃないか」の前日譚、って言ってしまうのはどうかと思う。記念すべきシリーズ第一作でしょうよ(といっても、那珂さんはいろんな作品に出てるから、これを第一作と言うのも実は違うかも?)。豪華絢爛、乱歩のパノラマ島奇譚を彷彿とさでる博覧会の描写と不可能趣味にくらくら。やや動機は強引な気もしますが、辻さんの年齢に似合わぬエネルギッシュなストーリーテリングにはひたすら脱帽するしかないです!
この作品の最初の登場人物たちと私はほぼほぼ同年代なので、コーシローが眺める時代は私が体験した時代とほぼリンクします。なので、彼の生涯を私も横で眺めていたかのような錯覚に陥ってしまいます…なので、彼のことが愛しくて愛しくて仕方ない。いつかどこかで、またコーシローと出会い、生きられますように。
誰もが足を取られてしまいかねない、SNSをはじめとするネット社会での悪意の奔流。やってる本人たちは自身の正義だと思っているからわけですが、正義の名を借りた数の暴力はいつでも自分たちの身近にあることを感じられるお話。この作品内だと出てくる人が比較的理性的だからこの程度済んだけど、現実にはもっとひどい目にあっている人もいるのではないかという気も。
すいません、シリーズ第三弾から手に取ってしまいました(笑)とりあえず、人間って形から入る生き物なのね心理学的にも。としみじみ感じる。
毎度毎度、この類の本を読書冊数に加えるのはどうかと思いつつ。懐かしのトンデモ恐竜に浸るのは素敵な読書体験でありましたよ。しかし、この何十年かで。本当にティラノサウルスのシルエットって変わったよねえ…
すみません、こっからは書影のみで。