最近読んだコミック…グレイトすぎる大団円

 前回の更新の時、完結直前の作品の最終巻を待ちわびる感じだったんですが、無事というかなんというか、素晴らしい大団円を見届けることができて涙滂沱。

 本当にこの作品、17年もの長期連載にも関わらず、中だるみすることなく度々熱い盛り上がりを見せてくれました。それだけに、その物語全体のラストで、これまでの面白さを超えてくれるのか少し心配でしたが、杞憂でした。もう、この63巻ずっと涙が止まらない。これまで登場した数多のゲストキャラがこれでもかと最後の見せ場を彩る超絶展開、そして、これまでの長い長い闘いを超えてきたからこそ輝きを放つ、皆本の言葉、薫の最高潮。これまで、当たり前のようにお付き合いしてきた長期連載がなくなってしまったのは寂しいけれど、椎名先生にとっても作中のキャラたちにとっても、これは華やかな門出なのだと信じられる、そんな最高の最終巻でした。官女たちにまたいつか会いたい!

 藤田先生の週刊サンデー連載の中では実は一番短い?けれど、バトル漫画でありながらバトルだけではない魂のぶつかり合いが存分に描かれた、良いラストでした。

 これまた完結。ここまでの激闘の締めくくりとしてはやや大人しい気もしましたが、新しい繋がりを感じる、余韻の残る良いラストシーンでした。そしてそして、果たしてジョジョ9はあるのか???

 こっちは全く終わると予想してなかったので本当に寂しい。けれど、登場人物の成長と旅立ちをしみじみ味わえました。

これも次巻で終わりなのですね…って、あれ?最終巻出てる?買わなくては。

こっからはまた書影のみでごめんなさい。