ぐわー(卒倒)

ひさしぶりに怪獣コラ系の画像を真面目に作ったので(その割に出来は微妙ですが…)、背景とか看板を変えようと作業していて、ついでにテーマも変えてみようとあれこれ試してたら、今まで地道に切ったり貼ったりしていたヘッダやフッタの設定を全部上書きして消してしまい、往生しました…あんまりいろいろ付けたり消したりしたもんだから、自分でも既にどんな設定にしてたか忘れてる(笑)ようやく、原型に近い形に直りましたけど…くそう、いらん手間暇食ってしまいました。
ちなみに、今回の看板は、単にスケールが似たウルトラセブンパンドンのソフビが手に入ったので、ストレートにセブン最終回の再現がしてみたかったのでやってみた、それだけ。何のひねりもないですが(笑)
背景の方は、久々に切り貼りしてコラしましたよ。海底大戦争って感じに、海のバケモノと水中メカを若干配置してみました。本当は、スティングレーとか並べてみたかったのですが…持ってないのでサンダーバード4号で我慢。いつか再チャレンジしてみたいテーマかも。


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正直、「甲賀忍法帖」の映画化というニュアンスで期待をすると、それなりに期待はずれ(笑)。
勝負に参加する双方の忍者の数がそもそも半分に減っているし、その削られた戦闘エピソードの中にこそ、この原作の幻魔怪奇な魅力に溢れた忍術妖術が炸裂していたりするので、がっかりする。
第一、弦之助と朧の能力も全く設定が変えられているし…
また、原作はあくまで虚々実々、奇々怪々の忍術合戦を描ききるのがテーマであるのに対し、この映画は忍者版ロミオとジュリエット的ラブストーリーとしての側面に力が入れられているので、極悪非道にして非常な忍者帖シリーズの世界観からは乖離している。
まあ、そもそも忍法帖シリーズをまともに映像化なんてよほど巨費を投じないと無理だし、その割にR指定な術とか展開が多くて観客数稼げないことが明白なので、普通に客が呼べる種類のエンターティメント映画として成立させるのには、やむを得ないアレンジだったとは言えるだろう。
その枠組みの中で考えれば、かなり完成されていたんじゃないかと思う。椎名桔平黒谷友香といった実力派は期待に違わず実にいい演技をするし、坂口拓虎牙光輝のアクションは鬼気迫るモノがあって魅せるし、最初それらに食われている感が漂う仲間さんとオダギリの存在感も、終盤バトルの激化と美しいラストに向かって、次第に増していくし。
まあ、「甲賀忍法帖」とは別物として考えれば、楽しめる佳作だったと思います。