2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「新・世界の七不思議」鯨 統一郎(bk1)

ひさびさに読みました鯨作品。しかも、「邪馬台国はどこですか?」の姉妹編ですよ。いやあ、面白いです。本編の推理は無論のこと、どう考えても採算が取れないのに異様に充実しているバー「スリーバレー」の設備とメニューも(笑)今回のネタは世界史編って…

「その死者の名は」エリザベス・フェラーズ 中村 有希訳(bk1)

フェラーズ祭り、原点回帰してみて処女作鑑賞です。トビーとジョージの初登場作でもありますが、今回二人の外見がはっきり描写されているのに遭遇(「猿〜」では、たしかあんまり外見に触れてなかったと思うのですが、記憶力弱いので自信なし)、実はジョー…

「猿来たりなば」エリザベス・フェラーズ 中村 有希訳(bk1)

フェラーズ祭り第二弾(笑)。まずは、フェラーズ再評価のきっかけになり、このミス入りも果たしたこの作品から。いやー、猿の誘拐殺人(殺猿か)とかちょっとおふざけなキャラたちの雰囲気から、軽く見ていましたが、なかなかどうしてがっちりした本格です…

中丸シオン萌え

年度末なんで、仕事が気忙しいです。自分自身は部署を異動することもなかったので、格別すごく忙しいわけではないのですが、上司が異動になったので気分的に落ち着かない(笑) それでもしっかりDVDは観ているわけでして(笑)、ネクサスの3巻と巌窟王の2…

「のだめカンタービレ」11巻まで読了

です。もう、この作品に関しては評価が世間的に押しも押されもせぬレベルなので、俺ごときがわざわざ言うことは何もありません。とにかく、面白い!抱腹絶倒!でも、時々感動。登場人物ってば巻を追うごとにガンガン増えているのに、誰一人としてキャラが被…

「私が見たと蠅は言う」エリザベス・フェラーズ 長野きよみ訳(bk1)

フェラーズは結構持ってるのに積みっぱなしだった作家さんの一人なんですが、今回初挑戦してみました。うむ、噂に違わぬ面白さです。キャラ立ちまくりのアパートの住人たち、お互いに疑心暗鬼になるかと思いきや、「この中に犯人が」とか言いながらしっかり…

「ポジオリ教授の事件簿」T・S・ストリブリング 倉阪鬼一郎訳(bk1)

「カリブ諸島の手がかり」所収の「ベナレスへの道」を読んだときの衝撃は未だに忘れられませんが、この短編集もなかなか、犯人や真相の奇怪さではいけてます。でも、如何せん、探偵であるポジオリさんには、やっぱり魅力がないし推理に論理性はないなあ…よく…

メフィストはメフィストでも

えっれえ違いだなあ、と。 ネクサスのダークメフィストと、「悪魔くん」のメフィスト。 メフィストっていうのはヒトを嘲笑するトリックスターでもあるけど、人の愚かしさ醜さをどこかで愛しく思っているところがありそうな(少なくとも「ファウスト」あたり…

えむひげ最終回やネクサス姫矢篇最終回(ネタバレ)

なんか、終わるの早いような気がしますが…もう10回目で最終回だったのか。 んー、結末としては、はっきりショボイ感じでがっかりですね。アキラくんの暴走ぶりも中途半端だし、不幸な目に遭ったのは可哀想だけど、性根が小物過ぎなので、今ひとつ燃えず。…

白石区の平和とV6の吹替

えー、この土日ははっきり二日酔いと偏頭痛のために寝倒したのですが、その合間に観たDVDの感想報告。 ★雅楽戦隊ホワイトストーンズ えー、実はメイキングの方が本編より長いという変な作品ですが(笑)メイキングとセットで観るとかなり楽しめる。という…

「死神と二剣士(ファファード&グレイ・マウザー 2)」フリッツ・ライバー 浅倉 久志訳(bk1)

(創元推理文庫)" title="死神と二剣士 (創元推理文庫)" class="asin"> 2冊目を読んで、やっとこのシリーズの面白さがわかってきた感じ。結構度肝を抜かれるような仕掛けの短編がいくつも。個人的には、最後に判明する怪物の正体に目を奪われる「森の中の宝…

復讐のパンクオペラ

先日から見づらい、目が痛てえ、と文句ばっかり言っていた「巌窟王」ですが、頑張って観てみると、やっぱり期待通り面白いです。原作を全く読んでないので、純粋にアニメのみを観ての感想しか書けないのですが、アルベールくんってオリジナルキャラなんでし…

羊たちのジャッジメント

えー、風邪があまりにも長引くので、こないだ医者行ってみたら何げに軽く肺炎になってましたあっはっは。わーい、初めての肺炎だよ。なんかドキドキ(馬鹿か)。ですがまあ、抗生物質点滴して、何日か薬飲んだらなんとか治った模様。その間、酒が飲めなかっ…

ネクサス、それは「絆」

いかんいかんいかーん!どっぷりはまりすぎですウルトラマンネクサス。 先日放送の第23話、もう朝から心臓ばっくんばっくんいうくらい燃えました。 しかし、「最終決戦の地」ってなんだよ!あの予告編の勢いはなんだよ!もしかして来週最終回かよと思うよ…

今週のえむひげ

今月のダ・ヴィンチで「のだめカンタービレ」特集やってたのに影響されて、全巻大人買いしてしまいました。最近散財しすぎなので、一部ブクオフで買おうと思っていましたが、どうも売れてるらしくて見あたらない(でも、「高価買い取り」作品のリストにはあ…

ハガレン10と「PEACEMAKER鐵」中断

大好きな作品の待ちに待ってた最新刊が、ほぼ同日に店頭でゲットですよ。上機嫌ですよ…のはずだったんだけど…はあ(ため息)。まあ、理由はPEACEMAKERの感想の中で。 ・鋼の錬金術師 10 どっちかというと前の巻が溜めというか中継点というか地味な展開だっ…

「『ギロチン城』殺人事件」北山猛邦(bk1)

ネタバレスレスレの箇所あり。未読の方はご注意を。 明らかにリアリティ度外視の「城」というベタな舞台設定の本格推理なんだけれども、そんなことどうでもよくなる感じの迫力。スクウェア降霊術やロシアの首狩り人形の伝説など、蠱惑的なまでにおどろおどろ…

神州纐纈城3&4 原作・国枝史郎(bk1−3巻・4巻)

満を持しての石川版「神州纐纈城」完結です。そういえば3巻の感想も書き忘れていたので一気に。3巻、やはり織田信長の登場に燃えました。そして、あの山中をゆく大船団の偉容にも。4巻の後書きで知ったのですが、信長の介入は石川センセのアイデアとのこ…

今週の「えむひげ」

いや、なんか「Mの悲劇」って略称「えむひげ」らしいんですよ誰が決めたのか知らないけど。 んー、ついに一番の悪党が判明して、どうやら今まで好き勝手に吾郎ちゃんを虐めてた人々が、一致団結して立ち向かっていく模様。そんな風にみんなにしてもらえるほ…

「ちーちゃんは悠久の向こう」日日日(あきら)(bk1)

面白かったです。だけど、以前BBSにも書きましたが、乙一の作品に初めて触れたときのような衝撃はなかったなあ…いささか失礼な物言いなのは自覚していますが。ただ、どうしても、「高校生の天才作家」というフレーズで売り込まれた場合には、若干眉に唾を…

微熱は続くよーずるずるとー

なんか風邪が抜け切りません。夜になると微熱出ます。寝込むほどではないんですが頭はぼーっとします。そんなこんなで土日も寝倒しました。時間泥棒に時間を盗まれたかのようなあっという間感と喪失感。今年の風邪はしつこいって本当だなあ… ★デカレンジャー…