2005-03-21から1日間の記事一覧

「のだめカンタービレ」11巻まで読了

です。もう、この作品に関しては評価が世間的に押しも押されもせぬレベルなので、俺ごときがわざわざ言うことは何もありません。とにかく、面白い!抱腹絶倒!でも、時々感動。登場人物ってば巻を追うごとにガンガン増えているのに、誰一人としてキャラが被…

「私が見たと蠅は言う」エリザベス・フェラーズ 長野きよみ訳(bk1)

フェラーズは結構持ってるのに積みっぱなしだった作家さんの一人なんですが、今回初挑戦してみました。うむ、噂に違わぬ面白さです。キャラ立ちまくりのアパートの住人たち、お互いに疑心暗鬼になるかと思いきや、「この中に犯人が」とか言いながらしっかり…

「ポジオリ教授の事件簿」T・S・ストリブリング 倉阪鬼一郎訳(bk1)

「カリブ諸島の手がかり」所収の「ベナレスへの道」を読んだときの衝撃は未だに忘れられませんが、この短編集もなかなか、犯人や真相の奇怪さではいけてます。でも、如何せん、探偵であるポジオリさんには、やっぱり魅力がないし推理に論理性はないなあ…よく…

メフィストはメフィストでも

えっれえ違いだなあ、と。 ネクサスのダークメフィストと、「悪魔くん」のメフィスト。 メフィストっていうのはヒトを嘲笑するトリックスターでもあるけど、人の愚かしさ醜さをどこかで愛しく思っているところがありそうな(少なくとも「ファウスト」あたり…