白石区の平和とV6の吹替

 えー、この土日ははっきり二日酔いと偏頭痛のために寝倒したのですが、その合間に観たDVDの感想報告。


雅楽戦隊ホワイトストーンズ
雅楽戦隊ホワイトストーンズ [DVD]
 えー、実はメイキングの方が本編より長いという変な作品ですが(笑)メイキングとセットで観るとかなり楽しめる。というか、本編だとさらっと流されてるお遊びシーンにもいかに手間暇根性が割かれていたかがきっちり説明されるので、思わず合掌したくなる(笑)。
 しかし、「水曜どうでしょう」といい、北海道は本当に元気だなあ。
 それにしても本気で白石区の勉強になりました。どう考えてもヒーロー物としては不真面目で悪のりしすぎで馬鹿なんだけれど、それも含めてかっこいい。白石区を出ると変身できなくなる設定もかっこいい(笑)面白かったです。


サンダーバード実写版
サンダーバード (2004年劇場公開版) [DVD]
 実は、わたしゃーこのサンダーバード「実写版」ていう言い方嫌いなんですなあ。もともとアニメでも漫画でもなかったんだから、前から「実写」だろ。人形使ってるから実写じゃないってんならCGは実写と呼ぶな。と、実体のないところにもやもやぶつけてみましたが、本編の感想としてはかなり好感触。
 キャラ設定やサンダーバードの機体デザインにかなり変更が見られるものの、もとのサンダーバードを知ってる人も知らない人も、すんなり世界に入っていける上手いまとめ方で、なおかつ末っ子アランの成長を物語の柱に据えることで、テンポの良い冒険物語に仕上がっています。
 だけどまあ…欲を言えば、ジェットモグラがなんか不細工になってたり、ペネロープさんが可愛すぎて原典のような大人にして貴族的な雰囲気に欠けるとか、アラン以外の兄弟出番なさすぎとか、気になるところがあるにはあるんですが、まあどれも瑣末事です。
 本編に関しては、まあそんなところなんですが、吹き替えのV6は…期待はしてなかったけどやっぱりいけません。アランをやってたのは多分岡田くんだろうと思うんですが、それ以外はペケ。ジェフ役の坂本は、下手ってほど下手でもないけど、パパという役柄をやるには声が若すぎて、本人の責任ではないけどミスキャストだと思います。