月光と黄昏

背景画像とトップ画像、年賀バージョンから変更です。
いつぞやからあんまり面白いネタを思いつかなくなったので、適当な手持ちのソフビと美しい写真素材を普通にコラで合成しただけです。ですがまあ、久方ぶりに目には優しい絵になったかな期せずして。
背景の方は月光に吠えるブラックオックス、トップの方は、侵略にやってきて上手くいかず、異邦にて夕暮れ時の黄昏を哀愁込めて眺めるバルタン星人親子、って感じです。ときに、バルタン星人のちっちゃい方は、何げに星人Jrのソフビをちゃんと使ってます。
ちなみに、今までちゃんと紹介し忘れる場面が多かったのですが、自分はサイト内の背景画像によく「僕の見た秩序。」さんのフリー写真を使用させていただいております。んで、今回オックスとバルタンを貼り付けた背景写真も、そちらの方から。いつもお世話になっております。

13冊は不吉かな

相変わらず、読書がなんか順調です。まさか1月じゅうに10冊を越せるとは思わなかったなあ。

風の歌、星の口笛
村崎 友著
角川書店 (2004.5)
通常2-3日以内に発送します。
ミステリマガジンにこの作家さんのインタビューが載っていたので、興味が湧いて手に取ってみました。うーん、宇宙をまたにかける大トリック。実現の可能性については微妙な感じもしますが、どうかすると島田荘司御大かと思うような大仕掛けです。ですが、自分としてはトリックの部分より、時空と宇宙を超えた大河ロマン的なラブストーリーとして、涙を誘われました。素敵だ…
スクレイリングの樹
マイクル・ムアコック著 / 井辻 朱美訳
早川書房 (2007.1)
通常24時間以内に発送します。
エルリック新三部作の二作目なわけですが、自分としては少し乗り切れず。「夢盗人の娘」に比べると、展開も少し地味だし、多元宇宙の仕組みについて事細かに説明してもらえるのはいいけど、やっぱり難解…
とりあえず、この三部作が「エルリック・サーガ」である必然性ってあるのかな、みたいな感覚もしてまして。エルリックは重要な役所ではあっても所詮脇役だし……もっとエルリックその人の陰気で妖しい冒険が読みたいのであります。
いつか、ふたりは二匹
西沢 保彦著
講談社 (2004.4)
通常24時間以内に発送します。
猫好きには少し辛いお話でしたね…しかし、児童向きなのに謎解きといい人間の醜さといい(^^:手加減せずきっちり描ききっているのは流石。オチはある程度予測できますが、それでも泣けるのは俺が猫好きだからかな?
三人のゴーストハンター
我孫子 武丸著 / 牧野 修著 / 田中 啓文著
集英社 (2001.5)
通常2-3日以内に発送します。
長年の積ん読本を、ふと思い立って掘り出してみる。なんでこんな良いモノを積んでたのか、と思うくらい面白かったです。個人的には、洞畦坊が出てくるエピソードが一番好きかな。マルチエンディングについては…ちょっと、三人が三人ともそのキャラクターの特性を活かしきった結末になっていないのが少し残念(それでも十分面白いのですが)。
謎まで三マイル
コリン・デクスター著 / 大庭 忠男訳
早川書房 (1993.9)
通常1-3週間以内に発送します。
うう、久々にコリン・デクスター読んだのに、なんかさっぱり頭に入りませんでした。なんでだー。「死者たちの礼拝」と並んで難解なお話ということらしいので、アホの俺にはついて行けなかったのか。くそう、悔しい。