仕事始め

 今日から仕事始めであります。新年最初の出勤であります。
 とりあえず、働きたくないであります!押忍!(笑)
 公務員という職業柄、それなりに年末年始はまとまって休めるのに我ながら贅沢だとは思いますが…今年は年末年始のお休みが微妙に短かったので、遊び足りない&だらだらし足りないのであります(死)。まあ、仕事は厳然としてあるのでやらないわけにはいかないんですが、やっぱり身が入らないんで能率悪いなあ。


 その割には、しっかり正月三が日の間に、「ロード・オブ・ザ・リング」DVD鑑賞3連チャンも実現しましたが。本当は、コレに「ヴァン・ヘルシング」と「殺人の追憶」も加えたかったのですが…

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 まあ、全部ぶっ通しで脇目もふらず見るのはきついので、片手間にいろいろ用事をしながら見ました(邪道)。
 で、一応劇場公開で英語版見てるので、今度は日本語吹き替えバージョンで。
 とにもかくにも、アラゴルン大塚芳忠さんがはまり役です。他にもヴィゴ・モーテンセン氏の元々の声に近かったり、それらしくハスキーでワイルドな声を出せる人はいるにはいると思うんですが、アラゴルンの役ドコロである「王の末裔でありながら一流の冒険者」という存在感、高貴にして老獪ですらあるけれど、どこかまだ燃えたぎる若さを残した感じは、大塚さんでないと表現出来ませんきっと。
 他の声優さんも、まあギムリの内海さんとかはまり役。でも、ゴラムのキーキーかわいくない小動物じみた声は、やっぱり吹き替え前の方がいい味出してると思います。定番台詞の「いとしいしと」は、やっぱり、英語版の「マイ プレエエェシヤァアアス」で聞かないと迫力というか愛着(愛着なのかよ)感じないし。


 こっから先、ちとネタバレます。


 映画の中身としては、やっぱりこの三部作はフロドとサムのラブストーリー(笑)なんだなあ、としみじみ思いました。しょっちゅう見つめ合ってるし、またその視線がいっつもやけに優しかったり熱っぽかったり、潤んだりしてるし。でもってサムがヒーロー。フロド、攫われすぎで騙されすぎで、どう見てもか弱いヒロインです(笑)。しかも性悪系(笑)
 しかし、あの終盤の火口でのいざこざは、何度見てもしんどい。原作読んでないので、あの展開の正当性はわかんないですが、あそこだけでも原作からアレンジして良かった様な気が…「フロドのために」の後にあのシーン見ると、誰のためにみんな命かけてると思ってんねん、と真剣に情けなくなってくる。指輪の魔力がそれだけ強いんだろうから仕方ないと思いはしますけど…やっぱしかっこ悪いのは否めないっす。


 ともかく、何度見ても面白いですね、この映画は。また見よう。