555を観た。

仮面ライダー555(ファイズ) VOL.13 [DVD]
 中盤くらいまで観たところで止まっていた「仮面ライダー555」、最終巻まで借りて観たのです。この作品の後半部分の見所は、やっぱり鶴オルフェノクのユカさんと洗濯屋啓ちゃん(おい)の悲恋でしょうか。まあ、くっつく下りが妙に突然な感じがするのをのぞけば、やっぱり滅茶苦茶泣ける。この二人の関係こそ、この555の最大のテーマを体現してる気がする。ですが、その部分を通り過ぎて、最終回あたりになると…おいおい、やけにあっさりしちゃってない?って感じ(笑)。そこまで散々、巧といい木場といい運命に振り回されて迷って、やっと答えが出たのに、そんなドライで味気ない決着でいいわけ???と。
 実は俺、本編観る前に劇場版を観た人間なんですが、劇場版の完成度としっかりしてなおかつ余韻の残る最高のラストから考えると、あんまりにもお粗末なカンジ。草加の死に方もなんか格好悪いし。途中、結構燃える展開もあったのに、なんか勿体ない…。