「Gunslinger girl 5」相田 裕

 ピノッキオくんが再登場。フランカさんも絡んで、彼たち彼女たちの過去なんかも結構濃密に絡んで、重厚で派手な展開の巻でした。おなかいっぱい。ですが、ストーリー上の力点が彼らに置かれているので、今回は少女たちの存在がいささか希薄な感じ。そこだけ少し物足りないけれど、それでもやはりトリエラのあの台詞「よくもわたしをヒルシャーさんの銃で撃ったな!」にはぐっと来ました。この巻の最後の1ページにも。相変わらず、切なくて、重かったです。