ということを、先日の大極宮で知った俺です。やー、俺自身は実は熱心な宮部作品読者とは言えないんですが、巨匠先生が同好の士だと知ると、なんだか嬉しい嬉しい。
というわけで、しばらくDVD溜めてたんですが、一気に鑑賞しますた。
ゴロベエが物故なさってから、どうも意気消沈してしまって、6話も溜めてたですよ。9〜11巻ですね。こっから先は、野伏せり撃退後にカンナ村が再興し、都にさらわれていた村の女子どもを救出するということで、原作にない全くのオリジナル展開。オリジナル世界観の利点をフルに活かして、どんどん意表をついた展開に持って行ってくれます。特にウキョウくんの正体と本性なんて…(絶句)。単なるバカ殿かと思っていたら、ここまで大化けするとは。まあ、最初からオリジナルのキャラとして登場してきた彼ですが、その本質をかいま見せるような動作や表情は往々にして見せていたわけで。スタッフの見事な計算ぶりに、舌を巻くばかり。このまま怒濤の展開で、最後まで引っ張っていって欲しいものです。ちなみにカツシロウは少し軽蔑。この恩知らずが。
ついでに、もいっちょ感想。
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ときに、「美女と液体人間」のときにも感じましたが、この東宝「怪人」シリーズ?は当時の風俗が活写されているのが趣深い。ミニスカで胸の谷間強調のセーラー服(つーても女子高生じゃなくて水兵さんの方)を着たホステスがわんさかいる「キャバレー大本営」は大笑いと同時に萌えさえ感じましたよ。男の劣情刺激するなあマジで。