明けましておめでとうございます。

元旦の更新はできませんでしたが、新年最初の更新です。今年もよろしくお願いします。というわけで、毎年恒例、干支にちなんだへなちょこイラスト貼ってプチリニューアルです。

老兵兎

 描きたいネタも特に思い浮かばなかったので、徒然なるままに描いたらこんな感じに、古強者風オヤジ兎。まあ、かっこいいといえばかっこいい。最近自分がいいオヤジになってきたせいか、かっこいいオヤジを描きたくなってしまうのです。

悪魔兎?

背景はこれ。これまた筆ペンで徒然描き。気が付くとできてましたが、なんか怖いなこれ。まあ、使い魔兎って感じでしょうか。ちょっとあんまり兎っぽくないデザインのような気もしますが。

 

 とりあえず、2023年、ウサギのように陽気に跳ねて生きる1年にしたいものです。

102⇒103に訂正

昨年最後の更新の際、1冊カウント洩れしてた本があったので、

数を訂正です。洩れてた本はこちら。

 一見韓国バッシングな本に見えますが、内容は真剣に戦争の狂気と過ち、真実に向き合おうとする人々の真摯な姿をきちんと取材していて、誠実。結局、戦争が人を狂わせるのはお国柄は関係なく、極限状態で誰もが陥る過ちなのだなあ、としみじみ。

 

 ちなみに、年末から読み始めている年越し読書は、こちら。

 今半分位読んでますが、手に汗握る展開です。どんな結末が待ってるか、楽しみ。

これも紹介もれ

コミックの方でも紹介もれありました。

書影だけですが。

 

こんな時間に…

2022年最後の更新、こんな時間です。

この年末年始の休みはなかなか運が悪く、緊急対応で2度も職場に呼びつけられた関係で、紅白が始まる直前にようやく大掃除が終わるというぎりぎりスケジュール。

 ですがですが、なんとか今年中に今年最後の更新をやりますよ。

 

一応100冊は達成。

  前回の更新で90冊到達というご報告をして、12月末で102冊。一応100冊ノルマ達成。前回更新から2ヶ月も経っているのにその割に少ない、と思われそうですが、実は100冊に到達してから何故か今頃「鬼滅の刃」と「響」の全巻一気読みをしてたのです。

 

 同僚から勧められて読み始めたのですが、一見コメディタッチにも見えるタイトルあらは想像できない暗黒度のファンタジーノワール。読み応え有りでした。

 ホーソーン・シリーズ初の孤島もの。そしてホーソーンの過去の一部が明らかに。やっぱり「このミス」常連ホロヴィッツ。ハズレのない面白さ、しっかり引かれた細かい伏線。全然気づかなくってごめんなさい。恥ずかしい。

 

 2人殺せば地獄行き、とはなかなか凝った設定ですが、作中に出てくる天使が全く天使に見えないという(笑)。このビジュアル、完全にナイトゴーントではないですか。

 ドラマもなかなか面白かった城塚翡翠さんシリーズ。この単行本収録の作品も早くも映像化されてましたね~ 清原果耶さんはなかなかのはまり役でした。 

図書委員シリーズ長編、堪能しました。人こそ死なないけれどギリギリのやばいシチュエーション。同じ学園モノでも古典部シリーズとは大分違う。青春の影の部分が実に濃ゆく。

 ここからはすみません、また書影でご容赦を。

 

 

最近読んだコミック

といえば、前述のとおり「鬼滅の刃」と「響」なのですが。

それ以外にもいろいろ。ですが、書影のみでごめんなさい。

 

 

 

 

90到達じゃあ~

 

 早くも、2022年も三分の二が終わり、きっとあっという間に年末が来てしまうんですが、毎月仕事にひいひい言いながらもちまちまと読書時間は確保し、本日時点で90冊到達しましたよ。いやあ、これならどうにか今年も年間100冊のノルマは達成できそう。少しは積ん読も消化したいけど、それはなかなか難しそうですが…

 アガサ・クリスティ大賞受賞直後にジャケ買いしたくせに、読んだのは本屋大賞受賞の大分後(笑)。大分旬を逃しておりますが、オールタイム・ベストになりそうな傑作。素晴らしかった!緻密な歴史考証に裏打ちされたリアルな独ソ戦の描写、その中で成長していく少女たちの、綺麗事でない戦争というものに向かい合う成長物語。クライマックスの戦闘のセラフィマが取った作戦もすごい!最高の読書体験でした。

 故・小林泰三さんの埋もれた?傑作。ゾンビを扱った特殊設定ミステリは数あれど、ここまで描写も展開も名探偵のキャラもエッジがきいた作品はあるまい。本当に、小林さんにはもっと長生きして欲しかったです…

新聞の書評ほか随所で話題だったので手に取ってみましたが、実に粒ぞろいの短編集。全部が全部サプライズ。個人的に一番ツボだったのは、終盤全ての状況が裏返った後に更にラスト数行の絶望感がすごい「ヤリモク」でしょうか。

 殺し屋という非日常と「日常の謎」を組みわせるという新しい発送に脱帽。日常の謎の謎解きと、淡々と職業として殺し屋を営む主人公たちの描写が、殺人という行為すら日常生活の営みに過ぎなくしてしまうこの雰囲気も、何げに戦慄なのです。

 何げに思い立って、半沢直樹シリーズを一気読み。ドラマも良かったけど、原作もいいなあ。ドラマのあの半沢さんの倍返しキャラって、ドラマのアレンジが効いてるのかと思ったら原作でも最初っからあんな性格だったのね。痛快。同じく宮仕えの身としては、「人は自分のために仕事をするようになると堕落する」という言葉がなかなか突き刺さります。これと「競争の番人」の「弱くても闘う」は、本当勤め人のスローガンにするべきですよ。がんばろう。

 こんな本が出るなんて。この方もこの世からさるのが早すぎた天才でらっしゃるので、ドキドキしながら読みました。必ずしも本格ミステリ、というわけではないけれど、随所にスパイスとして散りばめられているトリッキーな感じが、やはりその後の殊能さんの活躍を占っているようで楽しい。あと、「ハサミ男の秘密の日記」は、当時メフィスト賞の動向を手に汗握って見守っていたリアルタイム世代として、めちゃくちゃ

楽しく読みました。

 

 こっから先は、すみません、また書影のみでごめんなさい。

 

 

 これから年末に向かって、また読書時間が削られていくんだろうとは思います。今年は秋アニメ豊作で観るのも忙しいし(笑)絶対に100冊は読むぞ!がんばります。