- 作者: 鬼頭莫宏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/06/30
- メディア: コミック
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ただでさえ過酷すぎる宿命にいきなり放り込まれた少年少女だというのに、それでもけなげに自分の思いをこめて戦う姿が、せめてもの救いだったのに。この巻ではそんなものはまるでなし。みっともない奴、無駄死に、国家の介入と敗北、怨念を抱く者の暴走――醜い。とにかく醜く無惨で容赦がない。だがしかし、コエムシも言っているように、今回の搭乗者・加古とかの方が「精神がまとも」らしいので、15人もいれば中にはこんなのもいる、ってことなんでしょう。リアル。残酷で首絞めたくなるほどにリアル。だけど、次巻では、救いとなる「何か」があるのでしょうか。「なるたる」でキツいのは慣れてるので、ハッピーエンドなんて鬼頭作品には望まない。しかし、どんな形でも、「無意味でなかった」という救いだけはありますように、とついつい祈ってしまう俺でした。本当に漫画かこの話。
- 作者: 小畑健,大場つぐみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/07/04
- メディア: ペーパーバック
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やっぱり、Lがいないデスノはクリープを入れないコーヒーのようなものです。俺はコーヒーはブラックでしか飲みませんが。とにかく、本気でこの巻のライトは獣じみた顔しっぱなし。
あとは、メロニアがLに比肩しうるライバルになってくれるかどうかですが…少し心許ないなあ。
- 作者: 松井優征
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/07/04
- メディア: コミック
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読み切りの時は、その発想の斬新さには感心しつつ、画力とかストーリー運びとかに不安を感じていたんですが、連載の際はそのあたりかなりレベルアップしていて、その独特の絵のタッチと、実は意外と本格している謎と解決、ネウロの外道な存在感なんかが上手に調和、かなり面白いです。なんて、実はジャンプで新連載始まったときもチェックしてなくて、えんじさんが紹介していらしたので単行本買う気になったのでした。って普段よしさん経由でしか存じ上げてなくて、直接のおつきあいは全然ないのにいきなりトラバとかしてすみません。
ともかく、ミステリコミックとしてはかなりの異色作にして注目作。
それにしても、ドーピングコンソメスープを飲んだ彼って、戸愚呂弟にそっくりなような(笑)