「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」山田真哉

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
山田 真哉著
光文社 (2005.2)
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帯から目次に提示されている、不可解な経営形態の様々な業種への疑問には、かなーりそそられるものがあるんですが、答えは意外とシンプルで地味。まあ、みなさんそれを生活の糧になさっているわけだから、そんな破天荒な商売をしおているわけがないわけで、当たり前か。会計学入門としては、それなりに楽しめました。ちなみに、うまくいっている企業は「連結経営」しているというお話は、小説に置き換えるとウブカタさんが「ストーリー創作術」で書いてた「浮いている企画は結合させよ」「企画が大きすぎる場合分解する」という部分に通じる気がしました。小説家も個人経営の企業のようなモノ、上手に回すノウハウは自然似てくる、ってことなのでしょうな。