笑って年越し

いよいよ2008年もあと6時間。
大掃除(らしきもの(^^:)も済んだし、あとは紅白でも見ながらだらだら過ごすかー。
てな感じなんですが、一応本年最後の更新をお届けしたいと思います。
今年はなんだか、暗いニュースばっかりで、年末は特に景気とかヒドイ感じなんですが、だからこそ、笑って新年をお迎えできるように、「福笑い(もしくはにらめっこ)怪獣画像セット」お贈りします。



中には単に人相が悪いだけのもいますが。
ただ、マニア好みなお顔の怪獣フィギュアを並べて撮影しただけの芸のないモノですが。
ブサイクでも番組内では健気に活躍した彼らを見て、少しでも元気をつけていただければ幸いです。笑う門には福来たる。みなさんよいお年を!

今年の読書総数は結局…

81冊でした。
来年は目標100冊!だがしかし予定は未定!死ぬまでに積読読切れない人生に向けて爆進中です…遺言作るときは、本の引取先を決めておかなくては(縁起でもない)。

裏切りの月に抱かれて (ハヤカワ文庫FT)

裏切りの月に抱かれて (ハヤカワ文庫FT)

ファンタジーとミステリの融合、或いは現代を舞台にしたファンタジーはいろいろあれるけれど、このくらい人狼や吸血鬼、妖精がご近所にいそうな雰囲気のモノは珍しいのではないでしょうか。そして、主人公がコヨーテに変身するというのも(^^:
この主人公の、人外のものではあるが決して強くない生物、という設定が、人狼や吸血鬼、魔術師といった周囲の脅威(味方もいるけど)との間に駆け引きにつながり、ドラマを生み出しています。そのあたりの雰囲気が、なかなかにサスペンスフルで、ファンタジーとしては勿論、ミステリ(とりわけハードボイルド)として読んでもなかなかに素敵。
ラブロマンス部分が俺のようなむさ苦しい野郎には鼻についたものの、かなり面白かったです。ジャケ買いの珍しい成功例。

儚い羊たちの祝宴

儚い羊たちの祝宴

暗黒版「青年のための読書クラブ桜庭一樹)」といった趣の、小説及び物語への偏愛を楽しむ短編集…いや、帯のふれこみだと、この本の真価はそんなところにはないんですが(^^:。
「ラスト一行の衝撃」にこだわった短編集ということではありますが、個人的に衝撃を受けたのは冒頭の「身内に不幸がありまして」と2本目の「北の館の罪人」くらいで、あとはある程度予想が付いたり、最後の一行が「衝撃」というより「ほっと安心」だったり、必ずしも帯の表現は正確ではない気もします。しかし、ラスト一行云々はともかく、全体に背筋が凍ったり戦慄したり、もしくは乱歩もしくは正史テイストな世界観を堪能したり、短いお話の中にみっしりお楽しみが詰まってます。
しかし米澤さん、こんなおどろおどろな作風もクールに書きこなしてしまうのね(^^:本当に痺れますわん。

年末に読んだコミック

きのう何食べた?(2) (モーニング KC)

きのう何食べた?(2) (モーニング KC)

待ってました、約1年ぶりの2巻です。相変わらず、レシピ集としての実用性高し。というかむしろ、今回は物語に大きな展開は少ないので、お料理レシピがメイン(^^:。ちなみに、この中で出て来た「明太子ディップ」は妻が作ってくれたのですが、ホンマ美味しかったですよん。
それはそうと、この作品を読んでいると、意外と世間にゲイの人っていっぱいいるのかも、という感じになってくるのですが(実際、知人男性の言によると、結構ナンパしてくる人とか高知の片田舎にすらいるらしい)、最近穏やかで優しげで中性的な喋りのおじさんを見ると「この人はもしかしてゲイではないのか?」と思ってしまう癖がついてしまいました(笑)。いや、ゲイであっても問題ないですが。この作品読むと特に。
絶対可憐チルドレン 15 (少年サンデーコミックス)

絶対可憐チルドレン 15 (少年サンデーコミックス)

切ない皆本少年編。身に染みる台詞、結末。椎名節全開です…泣けた。しかし、次巻からはもう彼女たちも中学生なんですか。なんか、彼女たちの成長に一緒に付き合ってるような、不思議な読後感。

月光条例 3 (少年サンデーコミックス)

月光条例 3 (少年サンデーコミックス)

シンデレラ、こんなにもブサイクになってはいかんでしょう…(^^:と言いつつ、エンゲキブの身代わり編には大爆笑。つーかここまでシンデレラを知らずに成長できること自体が既に希少価値だ!

医龍 19 (ビッグコミックス)

医龍 19 (ビッグコミックス)

どこまでも予想を裏切り続けるこの展開…素晴らしい。この巻の終わりも、どうなるかさっぱり予測が付かない感じですが、きっとこの先もどんどん意表をついてくれるに違いありません。すごい。

CLAYMORE 15 (ジャンプコミックス)

CLAYMORE 15 (ジャンプコミックス)

妖魔の存在、その背後に隠された真相が徐々に明らかに。これまでの物語で微妙な違和感の正体がここでわかった感じ。このまま最終章に突入していくのか。

ローゼンメイデン 1 (ヤングジャンプコミックス)

ローゼンメイデン 1 (ヤングジャンプコミックス)

祝・男坂エンドからの帰還(笑)。しかし、「まかなかった」世界のジュンもなかなかいい感じに良いキャラクターなので、本来の主人公のジュンが帰還を果たした後どうなっていくのか、心配ではあります。願わくば、どちらのジュンも救われます展開になりますように。

毎日かあさん 5 黒潮家族編

毎日かあさん 5 黒潮家族編

深夜スナックかあさん、行ってみたいなあ(笑)
それはともかく、アニメ化決定って(^^:こんな人生実況中継な漫画をアニメ化して、大丈夫なのか?それに、西原さんの漫画の面白さは、そのリアルタイムさからくる鮮度だと思うので…少し心配。でも絵柄から考えると、コストパフォーマンスは良さそう(笑)