「空の境界(上)」(bk1)

空の境界 上 (講談社ノベルス) 
 実は、読む前は眉に唾をくっつけてましたが、今はそれをきれいに拭いたい気分です。
面白いです。本気で明るいところがまるでないお話しですが、暗い輝きというか暗黒のオーラというか行間からぶんぶん出ていて、すっかり魅了されてしまいます。どうかするとただのサイコキラーな主人公を、あそこまで魅力的にできるってのはスゴイよなあ。おまけに、すげえ気になるところで上巻終わり。畜生当たり前だけど下も読むよ!たとえ何年かかっても!(<馬鹿)…ゆっくり読書に耽る時間が欲しい。ちなみに、月姫の方は「式」が男性なのですか?俺は小説通りのキャラの方が絶対イイと思うのですが…