悪魔くん 14〜16話

 最近、はてなのリファ観てると、うちのサイトに来る人で一番多いのは「山田孝之」というキーワードで来る人。そーか、そんなに人気があるのか山田くん。「六番目の小夜子」で君を知った俺としては、嬉しい限りだが。そんなキーワードにも関わらず、雀の涙以下の取り扱い率でごめん。
 というわけで、山田くん目当てで来た方が一層失望するような、「悪魔くん」視聴感想をお贈りします。(意地悪か俺は)


・第14話「妖術師バラモン
 メフィストによって地獄の釜に封じられていた妖術師バラモンが復活、メフィストと魔術合戦を繰り広げる。
 ドクロンに続き、メフィストのライバル登場。やはりテンポの速い魔術合戦は面白い。
 が、一番度肝を抜かれたのは、「地獄の釜」のデザインが昔の一般家庭にあった普通のお釜と全く一緒だったこと。威厳なさ過ぎ。


・第15話「妖怪としぬすみ」
 子どもの年齢を吸い取って生きる「妖怪としぬすみ」とその部下「ピンハネ」と悪魔くんメフィストとの死闘。割と小物っぽい感じの名前と性癖の「としぬすみ」だが、割と強い。でもって、部下のピンハネさんはカッパが軍服を着たような風情だが、人間を吸い寄せるホースとか弓矢とか、巨大な挟みがついた車とか、なんかハイテクなアイテム使いまくり。この回しか出ないのは惜しいなあ。ちなみに、本当は悪魔くんが心配なのに、「チョコがないと絶対助けに行かない」と意地を張るメフィスト。なんか、実は悪魔ってそういう利害関係の決まり(そういえば、深夜手当についての法律ができたとかいう話もあったっけ)に、かなり強力に縛られてしまう掟でもあるのかも知れないなと思ったり。


・第16話「モルゴン」
 実験で使われて殺されたモルモットたちを哀れんだ男が、モルモットを巨大化させた怪物「モルゴン」を使役して科学者を襲う。
 モルゴンの造形がけっこうカワイイ。どう見てもハリネズミにしか見えないけど。あと、科学者連続襲撃事件の新聞の見出しで「妖怪?説も浮上」とかあるのには割とのけぞりました。そんなトンデモ見出しを載せるのはどこの新聞か。