『シグルイ』と原作『駿河御前試合』の比較

十良さんがとんでもない試みをしてくれましたよ!グッジョブ!つーか羨ましすぎて全身の汗が涎小豆状態です。
くそう、俺も欲しいなあ、『駿河御前試合』…もっかい探してみよう。

http://d.hatena.ne.jp/arkeley/20050725#p1

一部ではかなり話題になっていると思われる、山口貴由の最新作『シグルイ』、その原作である小説南條範夫の『駿河御前試合』。双方を知る人からは、「この原作が何をどうしたらこの漫画になるのか不思議」という声も聞こえてきたりして、一度は読んでみたいと思う方も多いと拝察しますが、如何せん作品自体が古すぎて絶版。
それを今回、十良さんが本人曰く「華麗に」ゲットし、今回の意義ある仕事が実現した模様。
うーむ、こうして比較したのを拝見すると、やはり山口氏のアレンジは相当強力な様子。
しかし逆に言えば、山口氏の脳内からこれほど多くの悪夢、あるいは狂気の想像力が全開に解き放たれる程、原作に込められたイメージもまたシンプルにして鮮明だったのだろう、という推測も成り立つのではないだろうか。
ともかく、十良さん、本当にありがとう!
そして、やっぱり余計に読みたくなったよ原作!こんちくしょう!