トラウマアイテム

ぶっちゃけ、俺は小学校時代は家がとても貧乏で、玩具の類はほとんど買い与えられず、買って貰ったとしても一ヶ月の間に300円のプラモ一個、とかだったので、100分の1スケールのガンダムからして既に俺にとっては高級品でした(笑)。
そんな生活をしていた俺なので、80年代に流行したいろんなアイテムについても、友達が持っているのを横から眺めた惨めな思いでしかなかったり。
やはりこのあたりの思い出がトラウマになっているらしく、この時期の懐かしいアイテムが食玩になって売られていたりすると、もう正気を失って買い込んでしまう…(笑)
以前、「なめネコ」(のまネコにあらず)の免許証やステッカーが並んでいるのを観たとき、免許証を箱ごと大人買いしてしまいましたが、これは少しというかかなり妻に評判が悪かったです。「かわいいけど、こんな動物虐待みたいなものをいっぱい買い込んでくるなんて」と。…かなり凹みました(笑)
でもって、こないだ発見したのは、イマイから出ていた「ロボダッチ」。
かさばるので流石に箱ごと買うのは思いとどまりましたが、3つほど一度に買い込みました。
箱の中に、当時の商品チラシの復刻版が入ってるのですが、いやー、懐かしい。秘密基地があったり、宝島があったり、この辺の賑やかさ、わいわいがやがやなバラエティ豊かさが、人気の秘密だったんだろうなあ。それはともかく、今観るとマジでパクリの宝庫だわロボダッチって(笑)ガンダムのパクリからドラエモンのパクリから、あるわあるわ。今なら確実に著作権問題に発展しそうな雰囲気ぶんぶん。あと、今回復刻されたシリーズには含まれていないけど、黒人差別とか言われそうな品もあるようだし、人種問題にもコトが及びそう。いやあ、まあ、シンプルに子どもに伝わるってことは、ステロタイプに忠実だからで、人間の認識の根底から、説明が長くなる物を極力こそぎ落としているから、善悪いろんな意識の形を悪気があるなしにかかわらず拾い上げてくるからで。変な結論ですが、子どもって残酷ってことなんだろうなーとか改めて思いました。