新年の読書

年明けからこっちに読んだ本を読了報告のみしときますー。
ゆっくり感想を書くには、少し時間と体力が足らないのと、読了後結構時間が経過してて、細かい記憶が薄れちゃってるので(笑)。ああ、こうやって人間は堕落していくんだなあ。

法の悲劇
法の悲劇
posted with 簡単リンクくん at 2006. 1.18
シリル・ヘアー著 / 宇野 利泰訳
早川書房 (1978.9)
この本は現在お取り扱いできません。
新年最初の読書はコレでした。シリル・ヘアーって法曹関係の方で、作品もそっち系だと聞いていたので、小難しい話かと思っていましたが、なかなかどうして、サクサクよめるユーモアあふれるお話でした。
いつ死んだのか
シリル・ヘアー著 / 矢田 智佳子訳
論創社 (2005.11)
通常24時間以内に発送します。
実は「法の悲劇」を読んだのは、これを読むため。ペティグルー弁護士やマレット警部になじみがないと、あまり楽しめそうにないと某所で目にしたので。魅力的な導入、衝撃的な解決。面白かったです。ペティグルーとマレットのべたべたせずさらっとしているが互いの尊敬の念は忘れない上品な友情にも好感。
朝びらき丸東の海へ
C.S.ルイス作 / 瀬田 貞二訳
岩波書店 (1987)
通常24時間以内に発送します。
ナルニアも3冊目ですが、主人公たちが単なる良い子ちゃんでも正義の味方でもなく、しっかり弱さや迷いを抱えた子どもとして描かれており、過ちも犯すが、そこを赦し優しく見守る物語世界が、やはりキリスト教的だなーと。


うーん半月で3冊か。今年の読書量は、昨年を下回るかもしれませんね…(早くも諦めモード)