2004-08-15から1日間の記事一覧

「天城一の密室犯罪学教程」天城 一著・日下 三蔵編、(→bk1)

お腹一杯の一冊でした。天城氏にとっては、ミステリは娯楽である以上に思想を表現する手段でもあったのだな、としみじみ感じます。だからこそ、名探偵摩耶氏の職業は哲学者でなくてはならず、島崎警部は戦後の混沌の中で手探りせねばならなかったのでしょう…

「QED〜ventus〜鎌倉の闇」高田 崇史、(→bk1)

QEDシリーズはなんだか飛び石みたいな読み方してるんで、こんなんでいいのかなと思いつつ、最新刊は薄くてすぐ読めそうだったので(笑) 個人的には、鎌倉幕府なんてなそんなもんだろう、と思ってたのでオチにはそれほどの目新しさはなし。しかしながら、…

「キマイラの新しい城」殊能 将之(→bk1)

ISBN:4061823914 ムアコック好きにはたまらないキーワードの数々(嵐を呼ぶ剣、トキオーンを求めて、とか)にほくそ笑みつつ、楽しく読了。本格ミステリ部分は若干ズルっぽいようなトリックですが、この物語の中だとそれもしっかり必然としてはまりこんでい…

ゲッターの作者が間違われる理由

新しく設置された、ダイナミック界の界王様、ふりーく北波氏のブログですが、 http://black.ap.teacup.com/devilwing/5.html ここで言われてる大先輩の悩みに、激しく同意なのです。 なあんでこんなに間違って認識してる人が多いかな>ゲッター作者 実は自分…

「電子レンジ猫事件は真実だった」ロシアの科学者らの証言(嘘)

○エーリアンの宇宙船残骸を発見=ロシアの科学者らが主張 http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20040812/040812065130.53j8y98.html ロシア版ロズウェルってか。まあ、ツングースカ大爆発は歴史上の謎でもあるので、事実なら興味深いことではある。 だ…

読書バイオリズム

ここのところ、土日が割とがっちり休めるので嬉しいのですが、割とだらだらのたのた寝たり起きたりしてるテレビ見てる間にあっという間に過ぎ去ってしまったりするケースが多いです。が、今日はいかなる天の配剤か、早起きして朝から読書ずっとしてました。 …