「ライオンと魔女」C.S.ルイス作 瀬田 貞二訳

ライオンと魔女
C.S.ルイス作 / 瀬田 貞二訳
岩波書店 (1987)
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新しい太陽の書」読了後の疲れを癒してくれた逸品(笑)。まあ、児童文学だから読みやすいのは当然か。ずっと積んでいて、映画化の話を聞いて少し心惹かれるもまだ積みっぱなしだったのに今回気が向いたのは、tutayaで英国で制作されたドラマのDVDをめっけて、激しく観たくなったから。このパッケージ写真に写ってるライオンのアスランが、それはそれは賢そうで可愛くて…。もう、萌え死にそうなくらいなのですが、どうせ観るなら原作もちゃんと読んでおこうと。長年の懸案事項だったし(笑)
このシリーズがキリスト教の影響を大きく受けているのは知っていましたが、まさかここまでとは思いませんでした(笑)。アスランの存在は、まさに神、まさにイエス・キリスト。そして、罪人を責めず憎まず、赦し改心させるその流れ。まさに、新約聖書の世界です。ともかく、出てくる動物や巨人、サタイアといったサブキャラたちが可愛くて気持ちの良い連中で、素敵です。