どうしてみんな、自分の存在についてこんなに喋りたがるんだろう(^^:
それはともかく、今年に入って15冊読了です。
いやー、歌野作品なんで、一ひねり二ひねりあるだろうとは思ってましたが、予想どおり。顔を隠してネットにチャット、ってことで、いろいろ身構えてたのですが、そこまで捻られると全然予測不能でした。いやー、面白かった。賛否両論のラストも、俺的には好きです。そして、主人公<頭狂人>の孤独と不幸も、こんな邪悪なゲームに手を染める人なのに、なんだかやっぱり悲しみを誘います。
さっきも書いたように、長い!台詞が!説明が!(^^:それでもやっぱり引き込まれてしまうのはやっぱり、らっきょのときと同じくその筆力と圧倒的な世界観によるところが大きいんですが……慣れるまで時間かかりました。活字のフォントが妖しい系なのも、割と最初はしんどかったです。でも、やっぱり面白かったので、続きに期待。