100冊への道

前回の更新後、結構頑張ったので年間100冊の可能性がまた出てきました。本日すなわち8月末で65冊。こっから年末まで、月に8~9冊読めばどうにか達成できる。諦めんぞ。 

【第163回 直木賞受賞作】少年と犬 (文春e-book)
 

 何故貼り付け用データが電子書籍しか出ないAmazonよ。それはともかく、直木賞作品を自ら手に取ったのなんて何年ぶりだろう。嗚咽を洩らしながら読み終えましたよ。魂が震えた。本当にかけがえのない存在は、たとえ失われても胸の中に生き続けるものだと、強く強く信じられる物語。感動作を書いてもしっかりノワール風味なのも馳さんらしい。人の暗部に向かって人を人らしい光で導いてくれる多聞。本当に良い物語でした。 

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

 

 

獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)

獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)

 

 

獣の奏者 III探求編 (講談社文庫)

獣の奏者 III探求編 (講談社文庫)

 

 まだ守り人シリーズも1冊しか読めてない上橋作品初心者の私ですが、ふと手にとった1巻からページを繰る手が止まらず一気に3巻まで。大きな権力と向かい合っても自然の摂理を愚かな人の理に手渡すことをしないエリンの生き方が素敵です。完結編はまだこれから。どういう結末になるのか、今からどきどきしてます。 

  美しい自然の中で織り成される人とクローンの生存をめぐる静かな争いもしくは協調が、なんとも詩的で切ない。サンリオ文庫で出てたのね。この作家さんの他のサンリオ作品も復刊してくれないかしら。

 こっからは、また書影のみでごめんなさい。 

 

 

  

  

ホワイトラビット(新潮文庫)

ホワイトラビット(新潮文庫)

 

  

不可解な事件 (幻冬舎文庫)

不可解な事件 (幻冬舎文庫)

 

  

白戸修の事件簿 (双葉文庫)

白戸修の事件簿 (双葉文庫)

  • 作者:大倉 崇裕
  • 発売日: 2005/06/01
  • メディア: 文庫
 

  

体育館の殺人 (創元推理文庫)

体育館の殺人 (創元推理文庫)

 

  

理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)

理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)

  • 作者:似鳥 鶏
  • 発売日: 2007/10/31
  • メディア: 文庫
 

  

日本昭和エロ大全 (タツミムック)

日本昭和エロ大全 (タツミムック)

  • 発売日: 2020/05/22
  • メディア: ムック
 

 

 

沈黙の目撃者 (文芸書)

沈黙の目撃者 (文芸書)

  • 作者:西澤保彦
  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: 単行本
 

  

 

昭和マンガから学ぶ男の生き様大全 (エイムック 4568)

昭和マンガから学ぶ男の生き様大全 (エイムック 4568)

  • 発売日: 2020/03/13
  • メディア: ムック
 

  

変な鳥 ヤバい鳥 どでか図鑑 (エイムック 3799)